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コスト・時間をかけない中小企業のためのブランディング

ブランディング

ブランディングは、大企業のものと考えている方もいるかと思います。
それはブランディングと言う言葉に誤解を持っている結果だと考えます。

「ブランド」と聞くと、”高級”や ”かっこいい” など見た目や雰囲気のイメージが先行し、いわゆる”ハイブランド”を思い浮かべてしまうことがあるようです。それがブランディングに対する誤解を招いています。
「ブランド」とはその企業・お店・サービスなどの「らしさ(個性)」であり、大小関係なく必ず持っているものなのです。その「らしさ」を顧客や社員・関係者・一般の人などに知ってもらう活動を「ブランディング」と呼びます。

またそのブランディングはコストも時間もかかるものだと思ってしまいがちですがそうとも限りません。そのことをここでご説明したいと思います。

ブランディングにおいて中小企業であるメリット

ブランディングにはインナーブランディングとアウターブランディングがありますが(説明についてはこちら)、このインナーブランディングでは中小企業だと着手と浸透が容易であると考えます。
なぜなら、中小企業は従業員数が少なく、組織内のコミュニケーションがスムーズであり、ビジョンやミッションを従業員に浸透させやすいからです。経営者やリーダーが直接従業員と接する機会が多いため、理念や価値観を共有しやすい環境といえます。

大企業のような「テレビCM」「宣伝・広告」は不要

インナーブランディングを通じて、中小企業は従業員がブランドの理念を共有し、組織全体で一貫したメッセージを発信することができます。従業員がブランドに共感し、その価値観を体現することで、外部へのメッセージがより強固になります。

中小企業は大企業と比較して限られた予算やリソースを持っています。そのため、大掛かりなアウターブランディング、例えばテレビCMや大規模な広告キャンペーンに投資することは難しい場合が多くあります。
しかし、インナーブランディングによって従業員がブランドの理念を理解し、組織全体で共有することができれば、営業活動や社内外でのコミュニケーションを通じて、ブランドのメッセージを効果的に発信することが可能です。

例えば、中小企業の営業担当者が顧客と直接対話する際に、ブランドの価値観や特徴を明確に伝えることで、顧客との信頼関係を構築しやすくなります。また、SNSやブログを活用して、ブランドのストーリーを発信することで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。

まとめ

中小企業が取り組むべきシンプルなブランディングは、インナーブランディングからスタートし、組織内での理念や価値観の共有を重視します。これにより、大掛かりなアウターブランディングが必要ない代わりに、従業員や営業活動を通じて効果的にブランドのメッセージを発信することができます。
中小企業は、自らのブランドを育て、競争力を高めるために、このシンプルなブランディングのアプローチを活用することが重要です。

コストを抑え取り組みたいとお考えの際には、「ブランディングをもっと手軽に身近に」をコンセプトとするエングにぜひご相談ください。